こんにちはミラドリと申します。趣味でランニングをしています。
7月のとある朝です。突然「空港までランニングしたい!」と思い、朝の3時ごろに家を飛び出しました。今考えるとこんなことをする馬鹿な人はそうそういないと思います。
しかし、この突然の行動により私の人生に新たな影響を確実に与えました。
今回はその時に感じた体験とそこから得た学びを話していこうと思います。
きっかけは突然
空港までランニングしようとを持ったきっかけは、空港を利用する日が1週間後にありその前にルート確認でもしようかなと思いマップで検索したところ、徒歩3時間程度で着く事がわかりました。
そこで何を思ったか「割と近いなぁ・・・ランニングで行ける距離じゃね!」と考えてしまいました。
そう思ったら、次の日からはもうワクワクが止まりませんでした。
「今度の休みの日の朝に決行しよう!」そう考えていました。
最初の決断
目的地は、空港と決まっていてスマホでルートも確認していよいよ決行しました。まだ薄暗く人も殆どいない静かな道でした。最初の40分程度は特に問題なくグングン進むことができました。
しかし、1時間も走るとそこは自分が今まで1度も通ったことがない道でした。そのため、自分の中で疑問が湧いてきました。「本当にこの道であってるのか?」と周りは知らないものだらけで朝4時頃のため人も見当たらずたまにトラックが1台通る程度でした。
その時の私は、ランニング用の装備で腕時計しかしておらずスマホや財布は一切持っていなかったため道を調べることもできませんでした。また、近くには1件のコンビニがありました。
ここで私は大きな決断をしました。それは「引き返すかそれとも人に道を尋ねるか」です。私はどちらかと言えば人見知りをする方だった為、人に道を尋ねるというのが物凄く抵抗がありました。
そのため引き返そうか、人に尋ねるか時間にして5分程度ですが体感では20分程度考え込みました。今までの自分であれば引き返すことを選択していたかもしれません。
しかし、この時の私はここが「人生の分かれ道かもしれない」とまで考えていました。
「今まで生きてきた中で引き返したくなることは何度もあった。だけど
まるで告白でもするかのように緊張していました。店に入り店員さんに道を尋ねました。その店員さんは、ランニングで空港まで行きたいという私に驚いていましたが、馬鹿にしたり笑ったりせずスマホで地図を出し丁寧に教えてくれました。
ここで私は、引き返さなくてよかったと本当に心の底から思いました。また、世の中には道を尋ねた時に教えてくれる優しい人がいると知りました。
この決断をしたことで私の中で、「わからないときは人に聞いてもいいんだ!」と思えるようになりました。
遠い道のり
コンビニの店員さんに道を教えてもらい順調に進んでいたのですが、30分も走るともう道がわからなくなってしまいました。これは店員さんが教えるのが下手だったのではなく、単に私が方向音痴だったからです。
またしても道がわからなくなった私は、もう2度目ということもあり引き返すという選択肢はありませんでした。ただただ道を尋ねられる場所を探していました。このとき時刻は5時頃でした。ここで私が訪ねたのが警察署でした。
警察の方もコンビニの店員と同様に地図で丁寧に教えてくれました。またこの時どこで曲がればいいのかなどの目的地までの中間点を教えてくれました。
その結果、「まずは中間点までたどり着こう」こう思うことができました。その後無事に目的地の空港までたどり着くことができました。時間にして3時間と15分、時刻にして6時15分ごろでした。
ここで分かったことは、目的地だけを決めても途中の中間点がないと自分の今進んでいる道が本当に正しいのかがわからなくなってしまうということです。
人生に影響与えたランニング
突然思い立って始めた約3時間のランニングですが、自分の人生に思いがけない影響を確実に与えてくれました。それは
- わからないときは人に聞いても良い
- 目的地の間には中間点を置くこと
この2つのことを教えてくれました。自分で解決できないことは人を頼ってもいいんだと思わせてくれました。
また、目的地のみだと道半ばで不安に思ってしまい引き返そうと考えてしまうこともあるでしょう。しかし、中間点を置くことでそこにたどり着くことを一つの目標にでき、次の目的地に向かうまでの道しるべになってくれます。
もし今後私は何かわからないことがあったら間違いなく人に聞くでしょう。
また何か目標を立てた時は、その目標までの中間点をいくつも置いて道に迷わないようにするでしょう。
皆さんも道に迷いそうなときは人に聞き、道に迷わないために中間点をいくつも置いてみるというのをぜひ試してみてください。そうすればきっと自分のたどり着きたい場所にたどり着くことができるとそう信じています。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。これからも自分の体験・経験・考えなどを発信していこうと思います。ここまで本当にありがとうございました。
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